EFの特徴の一つはシャッター速度優先AE機であること、ここではそのAE撮影について
解説してゆきます、特に気負う必要もなく気軽に使うには自動露出がありがたいですね。
準備としてフィルムを入れASA感度(ISO感度)を事前に設定しておく必要があります、
これを怠ると、正しい数値に露光されませんので、間違いのないように準備してください。
![]() |
まずレンズの絞りをAマークにします。 画像は旧FDレンズですがNewFDレンズでも同様です。 |
Aマークの設定 | |
![]() |
続いてシャッター速度を任意の位置に設定します。 最初は晴れ間で1/125〜1/250位に設定するのがよいですが、どう撮りたいかにより速度を変えると いろいろな表現が出来ます。 水の流れを表現するときはスロー側に、飛沫を止めるときには早い方になど、慣れてくるといろいろ な撮り方が出来ます、そういった撮影は雑誌などをご覧下さい。 |
シャッター速度設定 | |
![]() |
ファインダーの絞り表示を確認しながら撮影します、上下の赤い部分に指針が入るときは
上ならシャッター速度を早い方に、下なら速度を遅い方に動かして撮影してください。 AEにより適正露出が得られます。 |
ファインダー情報 |
このファインダー情報を利用して絞り優先的にも使えます、指針が目標の絞り値になるよう
シャッターダイアルを回し撮影すればOKです、EFはファインダーにシャッター速度、絞り値とも
表示されるので、こういう使い方も可能です。
一点だけ注意があります、ファインダー情報の最小絞り値はF22ですが、FD50mmF1.4などの
最小絞り値はF16となっています、FDシステムには残念ながら最小絞り値を伝達する仕組みがありません、
この点に注意をし、レンズにより適切な絞りを確認の上撮影してください。